みなさんはベーグルが好きですか?最近ちまたでもベーグル専門店が沢山できています。
それだけ需要のあるパンという事ですね!
今回はベーグルというパンの特徴と、私が作る菓子パンみたいなベーグルの紹介をします。
ずっしりと重いシンプルなベーグル好きには向かない記事ですので、ベーグルっぽい要素を取り入れたパン作りを楽しみたい方、おやつとして食べるベーグルに興味のある方の参考になれば嬉しいです。
ベーグルは他のパンより短い時間でできます。
3時間くらいあればパパッと作れるのでパンを作りたいと思い立って比較的作りやすく、リング状でツルッとしてて可愛いのでプレゼントにしても喜ばれるパンです。
捏ねる作業は機械にお任せして楽して美味しいパンを作りましょう!
私が使っているのはキッチンエイドという機械です。
キッチンエイドはプロも使っている道具で、カフェやケーキ屋さんで大活躍していますが、元々家庭用のスタンドミキサーという名目なので普通の家電のように簡単に使う事ができます。
キッチンエイドがあれば簡単にプロの技を家庭で手に入れる事ができるという事ですね!特にベーグルは生地が固めなのでキッチンエイドを使えば楽に美味しい生地が作れますよ。
手捏ねの場合は捏ねる作業に根気がいりますが、エクセサイズと思って頑張って生地を作って下さい!
レシピも載せてますので参考にして下さいね。
ベーグルとパンの違い
ベーグルはアメリカから上陸したようなイメージが強いと思いますが、実はベーグルの発祥の地はポーランドです。中世ポーランドに移り住んだユダヤ人がベーグルの原型と言われる「オブヴァジャネック」を作ったと言われており「リング型のパン」と14世紀の文献にも記述があるそうです。元祖ベーグルの味は至ってシンプルで日本で売られている菓子パンのようなベーグルとは対照的なものです。
ではパンとベーグルはどう違うの?
一般的にベーグルの材料は粉、水、塩、イースト、砂糖だけです。材料だけ見るとハード系のパンに近いですね。
牛乳やバター、卵が入らないのでヘルシーなイメージが強く、歯応えがあるのでよく噛まなければいけないという事でダイエットに向いていると言われています。
ただ、ダイエットに向いている根拠としては油脂等の脂肪分がないので他のパンより若干カロリーが低いという事とGI値(食後血糖値の上昇を示す指標)が食パン等と比べて低めであるという事、腹もちが他のパンより良いという事です。
GI値が低い食品を食べると過体重、肥満、糖尿病の発症リスクを低減させる可能性があるとWHOからも発表されているので、注目される値ではありますが、GI値の基準として70以上が高GI食品、56〜69が中GI食品、55以下を低GI食品と言います。
なので、ベーグルのGI値75は食パンのGI値91に比べて低めではありますが、カテゴリーとしては食パンもベーグルも高GI食品になります。ダイエットのためにベーグルを利用する為にはシンプルなベーグルをよく噛んで少量食べる必要がありそうですね。
また、ベーグルは作る工程においても普通のパンより発酵時間が短く、焼成する前に一度茹で生地表面にでんぷんの膜を作り生地の水分を蒸発しないようにして焼きます。そうする事でベーグル特有のもちもちとした食感になるのです。

私とベーグル
私が初めてベーグルを食べたのは20年くらい前だと思います。
まだベーグルがちまたで流行っていなかった頃、近所にベーグル専門店ができ、ママ友の間で話題になり何回か買って食べました。
印象としては重い。。。サンドイッチになっていて一個の半分を食べただけで胃にドスーンときてお腹いっぱいになる感じです。
そんな事もあり、あまりベーグルに対するイメージが良くなく、パンを作りだした頃にも一度作ってはみましたが、また作ってみよう!とは思わないパンの代表選手のようなものでした。
そんなイメージでいたので、ちまたで売られているベーグルを買って食べる事も無かったのですが、先日パン教室で
「パリのマレ地区で出会ったベーグル」
というベーグルを作りベーグルのイメージが一変しました。これ美味しい!!となったのです。
しかもベーグルは発酵時間も短く、発酵種を予め準備する必要もないので、パン作ろう!と思って手軽に作れるのが便利。そして形が可愛く、味変が簡単にできるところが良い!すっかりベーグルにハマってしまいました。
パン教室で習ったベーグルはバターと牛乳が入り発酵時間も普通のベーグルよりは長めですので、アレンジベーグルって感じですかね?
もちもちした食感はベーグルそのものですが、一般的なベーグルより軽い仕上がりで普通のパンのように食べられるベーグルでした。

キッチンエイドプロフェッショナル600
私はキッチンエイドが大好きで24年使っています。
私の手ごね生地よりキッチンエイドでパン生地を作った方が出来上がりのパンが美味しくなるからです。
キッチンエイドを使って、どうすれば習ったパンを美味しくできるのか??を自分なりに日々研究しています(笑)

容量5.7リットル
パン生地を捏ねる、ケーキやクッキー生地を作る、メレンゲや生クリームのホイップはキッチンエイドに任せればプロみたいにできます。
プロも使っている道具なので当たり前ですよね(笑)
扱い方は至ってシンプル
付属品を付け材料を入れてスピード調節をするだけです。
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チョコベーグルを作ろう!
パン教室のベーグルや他の本を参考にして自分でレシピを考えてみました。自分好みのレシピになったので紹介しますね!よければ作ってみてください(笑)
材料(ベーグル8個分)
- フランスパン専用粉(フランス) 280g
- ココア(無糖) 20g
- 塩 5g
- グラニュー糖 20g
- 牛乳 100g
- 水 90g
- ドライイースト 3g(生イーストの場合は6g)
- 無塩バター 15g
- オレンジピール 40g
- チョコチップ 80g



チョコベーグルの作業工程
キッチンエイドを使用した場合
工程 | 計量 | ミキシング | 一次発酵 | 分割・ベンチタイム | 成形 | 最終発酵 | 茹でる | 焼成 |
時間 | 18分 | 40分 | 15分 | 15〜20分 | 片面30秒ずつ | 18分〜20分 | ||
条件 | キッチンエイド スターモード 1分 2モード 1分 4モード 10分 バター投入 4モード 3分 オレンジピール投入 4モード 3分 | 発酵器 30度 | 常温 | リング状 チョコチップは 形成時に 1個につき 10gずつ入れる | 発酵器 30度 | ガスオーブン 180度 |



手ごねの場合はベーグルの生地は固めなので頑張って捏ねてくださいね。パン教室でノーマルなベーグルを作った時には生地ができるまでに40分ほどかかりました。
ポイントとしてはある程度グルテンが形成されてからバターを投入する事とオレンジピールは捏ね上がる少し前に投入して生地に馴染めば大丈夫です。
上手く焼けました!


まとめ
- 焼成前に茹でて生地表面にでんぷんの膜を作ることで生地の水分を蒸発しないようにする事でベーグル特有のもちもちとした食感が味わえるようになる
- ベーグルは他のパンより発酵時間も短く、発酵種も必要ないので気軽に作る事ができる
- ベーグルは形も可愛く、材料を工夫して色々な味を楽しめるパンである
- ベーグルがダイエットに向いていると言われる理由は、他のパンより若干カロリーが低く腹持ちが良く、噛みごたえがあるという事である。ベーグルを食べれば痩せるわけではない。
- 私の作るベーグルは、食感はベーグル特有のもちもちだが、普通のパンに近く軽めである。カロリーは低くない(笑)
最後までブログを読んでいただきありがとうございました。
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