今回の記事では、どんな人でもお店で買うようなベーグル生地が簡単に作れる方法について説明します。
パン作りのノウハウを身につけても「良い生地」ができなければ美味しいパンにはなりません。
生地作り、発酵、成形、焼成と全ての工程が良い状態になって初めて美味しいパンとなるのです。
私の本業は看護師でパン作りはただの趣味です。
パン教室に通う事もなく、つい最近まで独学でパンを作っていました。
しかし、そんな私が焼くパンは
「また食べたい!」「作り方教えて欲しい!」「お店のパンみたい!」と言ってもらえます。
でも、そこにはちょっとだけコツがあって。。。
そのコツというのは、
素人でも簡単に操作ができ、失敗せずに良い生地ができる道具を持っているだけなんです。
その道具が無かったら。。。
私が作るパンは普通以下、頑張ったとしても普通の家庭で作るパンにしかなっていません。
まだ家庭でパンを作る人が少なかった24年前に
大した知識も技術も何もないにも関わらず
この道具があればパン屋のようなパンが焼けるようになる!と信じて買ったのが良かった(笑)
そんな私のパン作り。。。
プロ級のベーグル生地を作る為の道具とその使い方を紹介しますね。
キッチンエイド・プロフェッショナル600

容量5.7リットル
パン生地を捏ねる、ケーキやクッキー生地を作る、メレンゲや生クリームのホイップはプロ級です。
プロも使っている道具なので当たり前ですよね(笑)
扱い方は至ってシンプル、材料を入れてスピード調節をするだけです。
どのように調節するの?
そこに関する情報が少ないので、少しずつ書いていこうと思います。
キッチンエイドは24年使っていますが
使い方に関しては私の独自の方法ですので、あくまでも参考にしてください。
キッチンエイドで良いパン生地が作れる理由
キッチンエイドで生地を捏ねるとどうして良い生地ができるの?
それはミキシングの方法にあります。

キッチンエイドはプラネタリーミキシングという方法でパン生地を捏ねます。
本体のビーター部分全体とフック等のツールを取り付けるビーターシャフト部分が反対方向に回転し
惑星の軌道を重ねたように動くので短時間でムラなくなめらかに材料を混ぜ合わせる事が可能なのです。こんな捏ね方は手ごねでは無理ですよね?
キッチンエイドが、パン屋さんやカフェ、ケーキ屋というお店で使われているプロの道具であるという事がそれを証明しています。

プロフェッショナル600の適正仕込み量とは?
キッチンエイドの仕込み量
種類 | アルチザンミニ | アルチザンシリーズ | プロフェショナル5Q | プロフェショナル6Q | プロライン7 |
タイプ | チルトヘッド | チルトヘッド | ボールリフト | ボールリフト | ボールリフト |
容量 | 3.3L | 4.8L | 4.8L | 5.7L | 6.9L |
パン生地作り | 最大440g 最小180g | 最大800g 最小230g | 最大1000g 最小260g | 最大1280g 最小480g | 最大1500g 最小560g |
プロフェッショナル600の適正仕込み量は480 g〜1280 gです。
これは生地全体の重さになります。
今回ベーグル8個分の粉量は300 g、総生地量は512 gでした。
仕込み量は適量という事になります。
以前、最小仕込み量と最大仕込み量について検討しましたが
最小仕込み量を捏ねた時は
キッチンエイドのドゥーフックが生地全体に絡むまで時間を要し、ロスが多かった様に感じました。
プロフェッショナル600で
1斤分の250 gの粉量は
捏ねる事は可能ですが、適量ではないというのが私の見解です。

では、粉量何 gからが適量?
そこで今回は、粉量300 gのベーグルを作ってみました。
結果、300 gの粉量は難なく捏ねる事が可能でした。
捏ねる時間も18分。
キッチンエイドでパンを捏ねる時間は
20分程度を目安にしていますのでバッチリです!
プロフェッショナル600でパン生地を捏ねる場合の粉量は
300 g〜600 gが適量ではないか。。。
そのように感じています。
ベーグル生地を捏ねる方法
ベーグルの作業工程(粉量300 g・8個分)
工程 | 計量 | ミキシング | 一次発酵 | 分割・ベンチタイム | 成形 | 最終発酵 | 茹でる | 焼成 |
時間 | 18分 | 40分 | 15分 | 20分〜30分 | 片面30秒ずつ | 18分〜20分 | ||
条件 | キッチンエイド 2モード 1分 4モード 9分 バター投入 4モード 8分 | 発酵器 30度 | 常温 | 発酵器 30度 | 沸騰しないモルトシロップ またはモラセスを入れた湯 ※水1リットルに対して モルトシロップ 大さじ1程度使用 | ガスオーブン 180度 |
ベーグルは固めの生地なので手ごねは大変です。
パン教室では、手ごねで生地ができるまで40分かかりました。
もう汗びっしょりです(笑)
キッチンエイドでは
- 2モードで1分
- 4モードで17分(10分経過したらバターを投入)
途中でバターを入れるだけです。手ごねの半分の時間でできちゃうなんて凄くないですか?
おまけに、やっぱり私の手ごね生地より美味しいパンになりました。
悔しいけど、生地のクオリティーが違うんでしょうね(笑)


レシピ(8個分)
- フランスパン粉(フランス) 250g
- ライ麦粉(中挽き・細挽きお好みで) 30g
- グリストミル(石挽き強力粉) 20g
※グリストミルを入れた方が風味の良い美味しいパンになりますが
ない場合はフランスパン粉20g
- きび糖 10g
- 塩(ゲランドの塩) 5g
- 水 170g
- 生イースト(ドライイーストの場合3g)6g
- 無塩バター 15g
- モルトシロップ 少々
ベーグルが上手く焼けました!


ベーグルは時間がかからないので、
ちょっと、パン作りたいな〜と思いついた時に丁度良いパンですね!
キッチンエイドが捏ねてくれるので、めちゃ楽でした。
私のレシピでも、自分のお気に入りのレシピでも
適正仕込み量であればキッチンエイドの使い方は同じです。
パン作りを始めたばかりの人、もしくはパンを作った事のない人でも
キッチンエイドを相棒にさえすれば、きっとお店で食べるようなパンが焼けるようになります。
こんな私ですら美味しいパンが焼けるようになったのですから(笑)
簡単に楽しく美味しいパンを作りましょう。
まとめ
- キッチンエイドを使うとプロの技で生地を作る事が可能
- ベーグル生地のキッチンエイドの使い方は2モード1分➕4モード17分(合計18分)
- ベーグル生地をキッチンエイドで捏ねると手ごねの半分の時間でできる
- 固い生地なので、手ごねは大変だがキッチンエイドを使うと楽
- ベーグルは時間がかからないので手軽に作れる
- キッチンエイド・プロフェッショナル600のパン生地、最適仕込み量は粉の重さにして300 g〜600 gと思われる
最後までブログを読んで頂きありがとうございました。

ベーグルの作り方はYouTubeでも見れるよ!
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